2009年10月02日

駐車場での自損事故

交通事故、というほどではないのですが。
自家用車で自損事故を起こしてしまいました。父が。(苦笑)
事故の場所は近所のスーパーの地下駐車場です。
自動車事故交通事故の仕事をしていた頃なら、以下のように状況説明を書くところです。

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地下駐車場の駐車スペースより出車の際。
左向きに出ようとハンドルを左に切ったところ、左手にあったコンクリート柱の角に左側面を接触した。左側面、FドアからRドアにかけて擦り傷。
けが人はなし。コンクリート柱に損傷なし。
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我が家では車両保険はエコノミー特約なので、こういう自損事故では保険が使えません。
車両保険のエコノミー特約とは、車両保険が使える範囲を「車両同士の接触事故、もしくは特定状況の損傷に限る」としたものです。
自損事故ですから車両同士の事故には当てはまらず。
特定状況の損傷も、等級据え置き事故に該当する場合のみですので、コンクリート柱にこすったという典型的な自損事故では車両保険は使えません。
この事故がもし、ほかの車にぶつけたとかでしたら車両保険(もちろん対物保険も)が使えますし、コンクリート柱が相手でも柱が壊れてしまえば対物保険だけは使えます。人にけがをさせれば対人保険も使えます。
あくまで車両保険だけが条件付きになる特約です。条件付きになる分、保険料は安くなります。
今回の自損事故のケースではいずれにも当てはまらないので、車両保険は使えません。相手物に損傷がない、賠償義務もないので対物保険も使いません。
代車特約をつけているから、修理に出した際に最長1カ月の代車は保険で出せるのですが、家族協議の結果、今回は修理を見送ることにしました。(保険で修理せずとも代車特約が使えるかどうかは、自動車保険の契約内容によります。使えない場合もあります。)
というのも、ディーラーに修理見積もりを出してもらったら、5万円もしたのです。
自動車事故交通事故を嫌というほど見てきた自分からすると、フロントドアとリアドアの2枚こすってるしそんなものだろう、と思ったけれど、両親は高額さに驚いていました。こちらが一般的な感覚ですよね。
ディーラーの修理見積もりは5万円でも、カーコンビニ倶楽部のような町の修理工場であれば3万程度で済むのではないかと提案もしました。
しかし、母がこれを機に車を買い替えたいと言い出し、「あこがれのプリウスがいい!」とのたまったのが鶴の一声。
プリウスは大人気で納車は来年の6月というのに買い替えを決め、ディーラー担当者と交渉して、未修理状態でも下取り価格をおまけしてもらうことになりました。

今回の自損事故は怪我もなくコンクリート柱も何ともなく、物損事故の扱いにすらならず、かつて自動車事故の担当者だった頃なら「なんてことないただの自損事故」で片づける程度のものでした。
でも、やはり事故は嫌なものですね。運転者だった父も落ち込んでいました。
自動車事故はほんのちょっとした不注意や、ほとんど不可避で起こることもあります。
そして事故そのもののダメージもさることながら、事後処理がとても面倒なものです。
自動車事故交通事故、相手がいれば示談も。
保険会社はそういった自動車事故の煩雑さ、専門的な難しさを軽減する仕事だったのだな、と改めて思いました。

今回のような車両保険が使えない自損事故でも、不安な点や不明な点があれば保険会社・代理店などに問い合わせていいと思います。
結果として保険が使えなくても、契約者の疑問に答えるのも保険会社の仕事ですから。
代車特約のように、使える保険があるかもしれませんしね。
自動車保険は契約者がお金を払って成り立つもの。使えるサービスはどんどん使ってくださいね。

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2009年07月24日

レンタカーの交通事故、自動車事故

レンタカー交通事故に遭ってしまった場合のお話をしてみます。
夏の行楽シーズン、レンタカーがよく出回る季節になりました。私も先週、北海道外から遊びにきた知人とレンタカーで出かけようと思ったのですが、予約がいっぱいで希望の車種を借りることができませんでした。(涙)プリウスに乗ってみたかったなあ。
レンタカーがたくさん走っているとそれだけ交通事故の確率も増えるわけで。
夏はレンタカー交通事故、自動車事故の案件を多めに受けていたものでした。
レンタカーは、当然ながらレンタカーの会社が自社の車に保険をかけています。
交通事故でも物損事故の場合は、レンタカー会社と保険会社の示談になるので、レンタカーを借りていたお客さんには直接関係のない話です。
人身事故ならば、レンタカーに乗っていた当事者が怪我をしたら治療費やその他の示談は、怪我をした方がすることになります。
レンタカーで旅行をしている時に交通事故に遭うと、事故地と運転者の住所が遠く離れてしまったりもします。そういう場合は、保険会社にもよりますが、怪我をした人の住所地の最寄SC(サービスセンター、保険会社の事故担当部門)にて担当をすることもあります。
レンタカー交通事故、保険については基本、レンタカー会社の方で対応します。
レンタカー交通事故に遭うと、お客さんはノンオペレーションチャージ(NOC)というお金を払わなければいけません。
このお金は保険とは無関係で、レンタカー会社がそのレンタカーが事故で使えなくなった場合の補償金としてお客さんから取るお金です。たいていは3〜5万円くらいです。
ノンオペレーションチャージは被害事故でも容赦なく取られたりします。時々、レンタカーのお客さんから「被害事故なのにどうしてお金を払わなければいけないんだ」と言われましたが、それはレンタカー会社とそのお客さんの問題なので、保険会社は関知しません。
レンタカーを借りる際は、このあたりも注意して下さいね。
レンタカー交通事故なぞ遭わないに越したことはありませんが、交通事故はいくら気をつけていても遭う時は遭うもの。特に旅先で怪我をしてしまった場合は、とても不便な思いをしてしまいそうです。
レンタカーでの交通事故も、レンタカー会社を通して保険を使うというだけで、行政処分などはマイカーでの交通事故と変わりありません。
レンタカー交通事故に遭ってしまった時は、普段通り(?)まずケガ人の救護、警察への連絡、車を路肩に寄せるなど安全策を取る、それからレンタカー会社に交通事故の連絡をする、という流れでいいと思います。

夏の楽しい旅行、レンタカーを使われる方は安全運転で行ってらっしゃいませ。
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2009年07月21日

交通事故と自動車保険

交通事故自動車保険は、保険会社の人間としては切っても切られない関係でした。
自動車保険の契約と交通事故の対応。どちらも保険会社の仕事です。
交通事故 示談までの道のブログでも、保険会社社員の視点から記事を書いてきたため、交通事故についての記事と自動車保険の記事が混在する状態になっています。
自動車保険交通事故の仕事をしている時はそれが当たり前だったのですけれど。退職して時間が経つと、このあたりの考え方も一般の方々と乖離があるなあと感じました。
自動車保険、自賠責保険は強制加入、任意保険もほとんどの方が契約をしています。
交通事故の万が一を補償する保険として、毎月、決して安くはない保険料を納めていただいています。
でも、もし交通事故に遭ったとしてもどれだけの方が保険会社の存在を感じるでしょうか?
自動車保険の代理店(ディーラーなども含む)に連絡して終わりだったり、交通事故の示談をするにしても保険代理店を経由したり。
交通事故自動車保険、民事法は保険会社の人間にとってはセットですが、そうではない方々にとってはなかなか結びつかないかもしれないですね。
保険会社の社員は、交通事故という本来なら一生に一度あるかなしかのトラブルと毎日顔を突き合わせ、保険の約款と交通事故に関する法律を学び、顧客対応や示談交渉のスキルを磨いています。
はっきり言って彼らの考え方は独特です。私は中途採用で保険会社に入社しましたが、当時は保険会社の人々の考え方についてゆけず、戸惑ったものです。
交通事故の対応はちょっとした専門職業のため、その範囲の外にはうとい面があります。自分の常識が相手の非常識だと理解できてないことが多いです。
だから交通事故の分かりにくい専門用語を使ったり、仕事として接するから契約者に対しても「事務的」になったりします。また、交通事故業界(?)特有の常識みたいのも色々とありました。
何が言いたいかよくわからない文章ですね。(汗)
要するに、保険会社の社員の対応がなっていない!と感じた時、お互いの考え方にズレが出ていることが多いのです。お互いを非常識だと思っています。
保険会社は交通事故に遭った契約者の意思と気持ちをできるだけ尊重すべきですし、契約者も法律に基づいた示談ならば前向きに検討して欲しい、またあまり罵詈雑言をぶつけないで欲しい。
自動車保険の内側と外側。
交通事故が日常、非日常。
この遠い距離を埋めるのは難しいです。
なので交通事故に遭われた方も、納得いかない気持ちをただぶつけるのではなくて、なぜ、保険会社はそういう示談をしてきたのか、担当者によく説明を求めてみて下さい。小難しいことを言い出したら「分かりやすく言え」と言いましょう。
交通事故の当事者は保険会社ではなく契約者。保険会社に丸投げではなく、不安や疑問があったらどんどん問い合わせするのをお勧めします。
その方が結局、交通事故の示談成立間際になってもめたり、釈然としない気持ちのまま示談を進めたり、そういったトラブルを避けることができます。

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